瀬戸内寂聴さんの講演会

先週末、友人に誘われて、瀬戸内寂聴さんの講演会を聞きに行った。
C.Cレモンホールが会場で、満席状態。年齢層はかなり高い。
私達が若い方だったかなぁ。中には20代の人もちらっといたかな。

寂聴さんは、1時間半の間、ずっとしゃきっと立ちっぱなしで、
元気よく、ほぼ笑いを誘いながら、お話されていた。質疑応答で
一般の方が、大変な境遇の方ばかりで、寂聴さんが明るく、前向きに
いざなう言葉に、質問された人をはじめ、会場中、泣いてました。

寂聴さんは88歳にもかかわらず、仕事をバリバリやり、お肉をガンガン食べ、
お酒も大好きで、飲みすぎて、失敗したお話など、本当にお坊さんには
思えないような、人間見溢れるなんとも魅力的な人でした。

「頑張りすぎないでいいのよー。つらい事も、ずっと続くわけではないんだから。」
なんて、からからっと笑いながら言われると、肩の力がぬけて、楽になる。

入場者全員に、本が一冊進呈された。そのタイトルは、、
「わくわくどきどき」だ。
この本の中に、
「新しいことに挑戦すること。
おしゃれや恋する気持ちを忘れないこと。
このような心構えで生きれば、老いることは、
決して怖くはありません。」

寂聴さんの生き方に賛同したのでした。