モディリアーニ

モディリアーニ 真実の愛」という映画を見ました。

私が幼い頃、家に画集があって、特に好きだった
作家だったので、ドキドキしながら見たんですが、
もぅ、「色男、金と力はなかりけり」を地でいくような
まるでダメ男なんです。
酒におぼれ、麻薬におぼれ、子供の事を考えてるとは
とても思えないような無責任な大人なんです。

でも、イケメンで情熱的で、芸術としての才能は
あふれていたんですよね。
ジャンヌもそりゃ盲目的に虜になるだろうって感じで。

私が小さい頃、モディリアーニが何で好きだったかというと、
この人の書く、女の人がとてもきれいで見とれてしまった
からなのでした。その裸婦の前で描いているモディリアーニ
の写真見てさらに好きになったんでした。

あの時は、小さな画集でしか絵を見れなかったけど、
実物がまた東京にやってきます。
本物の絵が見れるなんて、あの時は思いもしなかったけど、
都会のよさって、こういうすばらしい原画が集まって
見ることができる事でしょうね。

あのエコールドパリ時代に実在した作家の息づかいを
感じに行きたくなりました。

ちょうど、今、Bunkamura Museumで開催中で、しかも
私の大好きな「大きな帽子のジャンヌ・エビテルニュ」
も展示されているらしい。絶対見に行くぞー。

ボクネンさんの描く女性も首が長くて、きれいで、
見とれる作品が多いんですよね。

名嘉睦稔という作家が生きているときに、私も生きていて、
しかも仕事に携わる事ができる幸せをつくづく感じます。