ダライラマ法王の講演を聞きにいきました。
ダライラマ法王の講演を聞きにいきました。
昨日は、ダライラマ法王が来日され、講演をやるというので、
両国国技館にお話を聞きに行きました。
アリーナ席だったけど、後から2列目の席だったので、
実際の法王はそら豆大の大きさでした。
でも、大きなモニターから流れる法王の愛嬌のある笑顔、
少年のような瞳、お話される時のお声など、
その空間にいれるだけでとてもあたたかい気持ちになれたのでした。
質疑応答の中の時間になり、
幸せいっぱいの愛にあふれた人たちが突然、殺されたり、事故死したりした時に、
その加害者を恨んだり、憎んだりする気持ちになった人たちはどうすればよいのか?
のような質問に、法王は、その加害者にあたる人達は、不徳の悪を積んでるそうで、
そういう人たちにこそ、特に慈悲の心をもたねばというような回答があり、すごく考えさせられました。
間違いをおこした行いを憎み、人を憎まないという事もおっしゃってました。
ここまで悟るには、かなりの心の修行が必要です。
何事もなく平和に暮らしていけてる時には、人に対しての余裕もありますが、
何かが起こった時に、試される事なのですね。
心の訓練あっての慈悲なのだそう。。