ハプスブルク展見てまいりましたです。

ハプスブルク展



TBSの宣伝番組を見て、あぁ見に行きたいと思っていた美術展
ようやく見ることができました。
国立新美術館
思ったほど、混んでなくて、ゆっくりと堪能できました。

しかも、今日は天皇即位20周年記念ということで、日展も同時開催だったのですが、
こちらは無料で見ることができました。ここで小さな幸せを感じてしまった。

さてさて、ハプスブルク。。
ハスプブルグ、、ハプスブルグ、、、ハプ、、ハプと
なかなか覚えきらず、やっと覚えても、かみかみで、
早口では言いきれない、ハプスブルク展。
そんな事はどうでもよいのだけど。

見ごたえ満載の展覧会でした。

ハプスブルク家ゆかりの肖像画、宗教画、はたまた明治天皇からオーストリア皇帝に
寄贈されたという、広重(三代目)や服部雪斎達の版画や蒔絵棚まで見る事ができた。

中でも、オーストリア皇妃エリザベート肖像画は、もうただただうっとり〜。
混んでなかったので、結構な時間独占できた。
今にも絵の中からぽそっと、歩いて出てきそうなくらいのリアル感と、絵の大きさに
圧倒され、しばらくそこから動けませんでした。
オーストリア皇帝が一目ぼれして周囲の反対を押し切って妻にしたっていうロマンティックな話。
その絵の大きさが皇帝の愛の深さを物語っているようです。

あと、ベラスケスが描いたスペインの姫様、マルガリータ
マルガリータ肖像画は3枚描かれていたらしく、その中の2番目の物がここにやってきているのだそう。
当時の衣装がとてもゴージャスで、400年以上前の息づかいが目の前にあるという感動。
絵は時代を飛び越えてやってくるけど、その当時の空気をそのまま感じさせてくれます。

600年余り続いたハプスブルク皇位

ここではじめて、神聖ローマ帝国の存在も知りました。

歴史知らなさ過ぎでした。

芸術は歴史を語る上で欠かせないものだと実感。