モディリアーニと三宅一生

表参道〜六本木

仕事がお休みなので、ゆっくりと美術館めぐりをした。

まずは明治神宮へ。。
今年の名嘉睦稔展の成功を祈願しに、北参道から入場♪
都心にありながら、森の中に入ったような木や葉っぱの香りに出迎えられる。
昨日まで雨が降っていたから、なおさらだ。しめった香りがなんともいえず心地よい。
砂利道も、砂煙がたつことなく、ざくざく音がして気持ち良い〜。

今日は日が良かったのかな、花嫁さんがたくさんいた。

それと、外人さんがめちゃめちゃ多し!
しかも、さまざまな国々から来てる様子が、会話からわかる。
やはり、日本を代表するような神社ですから〜。東京見物にはかかせないはず。

そして本殿へ、厳かな気持ちで、お参りする。
思えば、この奥のところで、お正月お参りさせていただいたんだ。
その時は、まだ決まってなかった事だったのに、急展開だ。
この夏、よろしくお願いします!!

その後、名嘉睦稔展の会場となる、文化館に入場。
ちょうど、五箇条のご誓文展がやっていた。
今、大河ドラマ篤姫」にはまっているが、こんなところで、
西郷隆盛小松帯刀(尚五郎さん)に会えるとは思わず、嬉しくなる。
薩長同盟を結んだ時に尚五郎さんもいたらしい。
この同盟を機に、幕府も大きく動いたのよねー。
(余談だけど、今日の「篤姫」も泣けました〜。)

ひとしきり、幕末開国、明治を堪能し、
帰りは、原宿口に抜けて、千代田線に乗り込み、新国立美術館へ。

やっぱり、モディリアーニは見たいのよ〜。好きなのよ〜。

去年のちょうど今ぐらいかな、渋谷の東急文化村で見たけど、
今回もまた、感動してしまった。
モディリアーニの描く女性ははじけた明るさがないというか、どこか
憂いがあって、寂しげな目があい、心にいつまでも残ります。
今日も、濃厚な塗りで、人物を描き、時には、髪の毛をあらわすのに、
絵の具をそいでいるような技法を目の当たりにして、90年ほど前の
モディリアーニの筆使いをリアルに感じました。

ドキドキする。ほんと、作家は亡くなっても、魂とか、気迫とかは
そのまま作品に残されてると感じます。

私の一番好きな「帽子をかぶった女の肖像」も展示されていた。

思いのほか、空いていたので、すっすと見れて、時間もまだあるし、、
ミッドタウンの方へ歩いていき、前から気になっていた21-21へ行く。

三宅一生は今尚、とんがった感覚だッ。と、感動してしまった。
建物も安藤忠雄で、おしゃれなスペースだった。

午後から出かけたのに、すごく充実してみる事ができた。
明日は、ヴィーナスと菩薩様に会いに行こっと。