送信者 葉っぱの河

明治神宮文化館での名嘉睦稔展もあと3日、、、、。
ふぅ、寂しいなぁ。
ふと、展示会場の2階から空を見上げると、すこーんと高くぬけた青空と白い雲。
じっと見てると、鳳と、ラッキードラゴンの顔に見えたから、なんだかラッキーな気持ちになりました。

あのくそ暑い7月からかけぬけ、今はもう秋。
セプテンバーも終りに近づき、深まるであろう秋。
明治神宮に吹く風は優しく、毎日、杜の木々たちと話しかけるように、そよいでいます。
ここの御苑の紅葉は京都より美しいらしい。絶対、今年は見てみよう。

今は風にふかれ、神宮の森のくすのきの葉っぱがいつも落ちています。
それをうまく、参道の玉砂利をはらわず、葉っぱだけ集めて掃くおじさんたちがいます。
プロフェッショナルと思う仕事振りです。掃く力加減が結構難しい気がします。
河のように繋がった葉っぱ達は、やがて、おじさんのゴミかごにおさめられていくのです。
そのかごを背負う姿がかっちょいい。その葉は、堆肥にするんだろうな。

こんな都心にありながら、自然を楽しめるところって東京もいいじゃなーい。

この場所で、名嘉睦稔展をやれたってことは本当にありがたい。
あと3日しかないけど、思い切り、目に焼き付けておこう。

みんなも友達誘って、観に来てね。あんな大作が並ぶ展覧会は早々はできませんよー。